GenkyyyのストVケン攻略ブログ

「ケンでダイヤまで到達」をテーマに、ストリートファイター5のケン攻略記事を書いています。

【ストVケン攻略】ジャンプ攻撃と「いつ跳ぶのか」解説_後編

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大P振っちゃいました?

初めに

閲覧ありがとうございます。管理人のGenkyyy(ゲンキー)です。

本記事はジャンプ攻撃後編、「いつ跳ぶのか」を解説していきます。

前編はこちら

 

genky-sf5-ken.hatenadiary.jp

 

この記事は「上が通らない」場面を打開するヒントになればと思って投稿しております。当たり前のことですが、「上が出ない」相手には一生ジャンプ攻撃をしましょう。ストVではジャンプ攻撃をガードさせるだけでも、その後の展開を非常に有利にすることができます。前編を参考に、その後の展開を詰めてみてください。

それでは解説に移ります。

 

「いつ」跳ぶのか

基本的には下記3点だと筆者は思っています。

①中/大攻撃を振らせて跳ぶ

②有利フレームを活かして跳ぶ

③弾を読んで跳ぶ(波動昇竜について)

①中/大攻撃を振らせて跳ぶ

細かいフレームや標準遅延の話は割愛しますが、ストVというゲームにおいて「相手の前ジャンプを見てから牽制技/弾を振るのをやめる」ということはできません。そして同様に中攻撃は全体硬直20F~30F、大攻撃は30F~40F前後というルールがあります。

ということは、相手が中/大攻撃を振るであろうタイミングに合わせて前ジャンプして、ケンであれば頂点付近でJ大Pを押すことで

中攻撃:昇竜持ちでなければガード、ジャンプの頂点付近で相手が中攻撃を振ってしまったら確定

大攻撃:昇竜持ちでなければガード、もしくは確定

という結果になります。当たり前のことですが非常に重要ですので、まずここを理解しましょう。なにもしていない(様子見している)相手にジャンプしてしまって、対空されなければ上が出ない分類の人なので、対空されるまでジャンプ攻撃をしましょう。

また、この「昇竜持ちでなければ」と書きましたが、昇竜持ちであっても牽制技を跳んだ後に昇竜対空を出せる人はダイヤまでであれば少ないです。

しかし、この牽制技を振るタイミングは人によって様々です。が、筆者は大まかに分けて3つのタイプがあると思っています。試合中に「こいつはどのタイプだろう」と観察して前ジャンプすることで、対空される(様子見に跳んでしまう)確率を減らすことができます。ここでも「相手を観察する」という視点が非常に重要になってきます。

1)こちらの牽制技を見てそれを潰す形で技を振るタイプ

→いわゆる「マジメ君」。ストV大原則である大>中>小のシステムを理解し、地上戦をしたいタイプです。逆に言えばこちらが小攻撃を振れば中攻撃を振ってくれるし、中攻撃を振れば大攻撃を振ってくれます。答えは言わずもがなですが歩きガード屈小Pで相手が中攻撃を振ったら、次は歩きガード屈中Pを一回振って即跳びましょう。経験上、そのタイミングで中/大攻撃を振っている可能性は非常に高いです。

2)前歩きを見て牽制技を振るタイプ

とにかく近づかれたくないタイプ。ケンにとっては1)より厄介です。バーディーやベガなど、地上技は強いものの、密着されるとキツいキャラに多い傾向があります。このタイプに対しては一瞬前歩きをして跳ぶか、こちらも屈中Pなどを振って「ほ~ら長くて強い大攻撃で潰すチャンスだよ」と餌を撒いて、「マジメ君」に格下げするというルカニ戦法が有効です。

3)下がりながら適当にボタンを押して、上を見ているタイプ

→ちょっとこの記事の趣旨からは外れてしまいますが、要注意タイプなので記載します。特徴としては「こちらが中攻撃を振っていないのに相手は一生中攻撃や小攻撃を下がりながら振っている」ことです。このタイプの目的は「対空する」ことなので相手がこれをやっている間は跳んではいけません。回答は「歩きガードで画面を押す」ことです。そうして画面端が見えてくるととほぼ確実に前ジャンプか前ステップ→後ろ投げで位置を入れ替えに来るので、そこを狩ることでリターンを取っていきます。

 

大体1)か2)ですが、中には牽制技を振らない人もいます。もちろんリーグによって様々ですが、そういう人は基本上を見ているので前ステップからの投げや歩きガード屈小Pで画面を押していきましょう。

動画配信者や、初心者向け講座で「地上戦をするフリして跳ぶ」というのがよく言われていますが、筆者として噛み砕くと1)と2)に行きつくのかなと思っています。

②有利フレームを活かして跳ぶ

例えば、豪鬼と対戦していて、豪鬼のジャンプ攻撃をガードしてしまい、その後相手の屈中P→立中Pの連携をガードして凌いだと思っていたら即前ジャンプしてきて対空出来なかった、むしろめくられた」という経験、あるのではないでしょうか。

これ、「そんなん対空しろや」といえばそれまでなんですけど、「何故対空出来なかったか」というのを考えたことはあるでしょうか。

筆者の中では答えが2つあって

1)意識が相手の攻めを凌ぐことに偏っているから

→遅らせグラップ、下がり、暴れるタイミングを考えている。

2)ガード出来たので弱灼熱波動で相手の攻めが終わると思っていたから

→ジャンプ攻撃ガード後は投げか、中攻撃2回ガードしたらどうせ波動拳締めだと考えている。

…だと思っています。

そう、とっさに有利フレームを取ることで相手の意識を「防御方法」に偏らせて、どこで投げに行くか/どこで必殺技締めをして攻めが終わるのかというタイミングをコントロールすることで、相手の意識を揺さぶることができるんです。

この例で言えば豪鬼側は

最初のジャンプ攻撃ガード後:屈中P、投げ、前大P(グラ狩り)

1発目の屈中P後:歩き投げ、立中K弱灼熱、屈中K波動、百鬼襲、歩き屈中P

2発目の立中P後:弱灼熱、百鬼襲、前ステ投げ、前跳び、ちょい歩き屈大P

…などなど、考えればキリが無いほどに幅がありますそれらを幅広くケアしながら、対空を出すことは比較的難しい部類の技術なんです。

ケンで考えてみましょう。

例えば前ステ/前ジャンプが通って、屈弱Pを密着でガードさせたとします。そこから屈中Pを打ってガードさせた後に即跳ぶことでJ中Kがめくりの距離になります。相手としては

「あっ前ステ通された、あっ屈コパ→屈中Pだ、波動拳締めか、どうせVスキルダッシュしてくるんでしょ?」っていう考えであれば、この跳びは通ります。

もうお分かりかと思いますが「こいつ屈中Pの後跳んでくるじゃん!対空見てやろう!」となったら屈中P後にVスキルダッシュやら前ステやら、歩き投げが通ります

有利フレーム側は読み合いの起点を作れてめちゃくちゃ楽しい(この例であればケンの屈中P後の展開)のに対して、不利側はそれに対応する幅広い意識配分を迫られます。

裏を返せばVスキルダッシュを持つケンにとって、有利フレームを取れる屈中P後の前ジャンプは通りやすいんです。

はっきり言ってストVって

「対空が出ないと攻められっぱなしで本当に苦しくてつまらないゲーム」

になってしまうと思います。

大切なことなので再三記載します。

だからストVでは簡単に上を通してはいけないんです、自分はしっかり対空を行い、いかに相手の意識外で跳ぶかがこのゲームのキモになります。

 ジャンプ攻撃や前ステを通した後、まずは自分の中で屈弱P→屈中Pからの展開を読み合いの起点として、

a)Vスキルダッシュ

b)屈中K→EX波動→Vトリガー発動

c)前ジャンプ中K

d)前ステ投げ

あたりを使い分けてみましょう。屈中P→波動拳で終わるの、もったいないですよね?

ちょっと脱線しましたが、「有利フレームを活かして跳ぶ」の解説でした。

③弾を読んで跳ぶ(波動昇竜について)

これは①で解説したのとほとんど同じです、こちらの牽制技に弾を合わせてくる相手に使いましょう。ここでは弾をバカスカ撃ってくる相手についての筆者の考えと、「それをいつ狩るか」について書いていきます。

基本的にこのゲームにおいて弾はリスクリターンが合っていません。なぜなら

・跳ばれたらノーゲージで3割ゲージ状況によっては4~7割のフルコンをもらう

・当たっても60前後のダメージ、ガードで10前後の削りダメージ

・キャラによっては見てから余裕で抜けれる技がある

・削りKOはCAのみ

…と、システム側から

「弾ばっかり打ってないで有利フレーム奪い合って殴り合いなさーい」

と言われているんです、しかし現場では

「ハドウケン!ハドウケン!ハドウケン!」

「フンッ!フンッ!フンッ!」

「シャクネツ!シャクネツ!シャクネツ!」

…おいおいエスパーか?痛覚ねえのか?ってくらい弾を撃つ人っていますよね。

なぜかと言うと彼らはある信念を持っています。

それは”波動昇竜信仰”です。

別にそれを否定したいわけではありません。長きにわたるストリートファイターの歴史で、「絶え間なく弾を撃ち、相手がジャンプしたときだけなぜか昇竜拳の準備をしている」という構えがどれだけ美しく、完成されたフォームであるかは筆者も勉強しています。実際にランクマでも、グラマス以上の道着キャラに波動昇竜で完封されることもあります。

しかしそれは長きにわたる経験と、完成された心理誘導が必要な技術でもあるのです。

筆者はストVが初めての格闘ゲームなのにも関わらず某全1ケンの動画に憧れて「波動昇竜」を目指していた時期もありました。ただし結果はお察しの通りで、弾を撃っては跳ばれ、昇竜は出ず、地上戦もお粗末という散々な結果でした。

いやーあの時期のストVは本当につまらなかった。

はっきり言って、「波動昇竜」はダイヤリーグを目指すという観点からいうとこのゲームの本質に気づくことを遅らせるでしかないと考えています。中途半端にやって跳ばれて負けているのであれば今すぐ弾は捨てましょう。

(すでに波動昇竜できる人は大きな武器だと思いますので、是非続けてください。)

 

逆に言えば波動昇竜を理想とする層が一定数いるというのもまた事実です。我々はそれをダメージソースに変えることで、LPをいただこうじゃありませんか。

じゃあ、弾をバカスカ撃ってくる相手にいつ跳ぶのか?基本的には①で解説したタイミングをベースにして、おススメは「跳びが刺さればラウンドのリーサルになる弾を跳ぶ」です。それまでは弾を読んで、跳んでも跳ばなくてもいいです、当たってもガードしても痛くない弾を気にする必要はありません。

歩きガードで距離を詰めて、ケンであれば立中K、立中Pなどでダメージを取って画面を押していれば、どこかでしびれを切らして跳んできたり、前ステしてきたりします。その画面入れ替え行動を狩っていれば、別に怖いことはありません。昇竜対空さえさせなければいいのです。

「俺は弾撃たれても跳ばないよ~」と餌を撒いておいて、リーサルの場面で波動1発目ガード→2発目の危険波動のタイミングで跳びましょう。そこで対空昇竜されたら「しゅごい」と素直に相手を褒めましょう。ただそんな人はプラチナ以下にはほぼいないです。逆説的に言うと「跳ばれたらリーサルになる弾を撃っちゃうから、無差別まで上がれない」んです。

一部のリュウ対策みたいになっちゃったな、、、、

終わりに

いかがでしたでしょうか。予定よりだいぶ投稿が遅くなってしまいましたが(仕事が忙しくなっちゃって、、、社畜の悲しみ)巷であまり解説のない「いつ跳ぶか」「地上戦はやってるフリ」について筆者なりに噛み砕いた内容を記載したつもりです。

この後は起き攻めループの練習法についてサクっと書いて、リーグ毎の攻略記事に着手していきたいと思います。今後も閲覧いただき、少しでも上達の糧にしていただければ幸いです。長文お付き合いいただき、ありがとうございました。

 

ここが読みづらい!、ここをもっと深く知りたい!、波動昇竜批判とかマスター行って調子こいたか??などなど、ご意見ご要望がございましたら、遠慮なくコメントか Twitter(@Genkyyy3)までDM/リプいただけると非常にありがたいです。よろしくお願いいたします。

 

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