GenkyyyのストVケン攻略ブログ

「ケンでダイヤまで到達」をテーマに、ストリートファイター5のケン攻略記事を書いています。

【ストVケン攻略】いつだって勝ちたいキャラ対策_ガイル編

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ソニック×サマー  20年間変わらない、最強の戦術

初めに

閲覧ありがとうございます。管理人のGenkyyy(ゲンキー)です。今回のキャラ対策記事はガイル編となります。格ゲー界の某レジェンドが衝撃的なプレーで優勝したこともあり、ランクマで当たる機会も多いキャラかと思います。

放っておくと最強の飛び道具であるソニックブームが跳んできて、跳んだらサマーソルトキックで落とされ、、、と、辛い思いをしながら戦っているかもしれませんが、しっかり対策していれば実はガイル側もケンに対して辛い思いをしているということが分かってきて、個人的には結構好きな組み合わせです。

前回同様、下記の流れで対策を考えていきます。

・そのキャラへ対する理解→長所・短所・ケンとの相性を考える。

・フレーム知識→確定反撃など確実に取れるリターンを逃さない。

・立ち回りで意識するポイント→どんな技を当てていくか、何を食らってはいけないかを考える。

・対策が必要な連携→わからん殺しされないように知識をつける。

・ゲームメイク→どうやって勝つかを考える。 

 

ガイルというキャラ

[長所]

①跳ばせて落とすが強い

→ガイルの代名詞であるソニックブーム(以下ソニック)とサマーソルトキック(以下サマー)を軸とした跳ばせて落とす戦法が非常に強いです。特にソニックは後述しますが、作中で数少ないガードさせて有利フレームの取れる飛び道具で、攻めにも守りにも活躍する非常に強い選択肢となります。

②対空した後の状況が強い

→サマーで対空した後はほぼノーリスクで弱ソニックをガードさせられるうえ、距離によっては起き攻めに行けたりします。他にも空投げを持っており、そこから打撃と投げの完全2択に行ける破格の性能を持っています。

③崩しに行けるパーツも揃っている

ソニックを盾に接近したあと、下段→中段のタゲコンやグラ潰しのリバースピンキックなど崩しに行けるパーツを一通り持っています。特にVT1中は崩し能力が高く、逆転力も侮れないキャラクターです。

[短所]

①必殺技を撃つためにはタメが必要

→タメキャラの宿命ですが、優秀な必殺技を撃つためにレバーを4,1のいずれかに入れる必要があります。4(後ろ)に入れる場合はサマーが撃てなくなるので対空に不安が出てきて、1(屈ガード)に入れる場合は下がれない=距離調整ができなくなるので、相手キャラからすると好きな間合いを選択できることになります。

②地上で触りに行ける通常技が無い

→ガイルの持つ通常技で、ガードさせて有利フレームを取れる技はほぼ密着でしか届きません。また立ち回りで撃つ技も発生/判定共に優秀とは言えないので、開幕距離より寄られるとガイルとしてはかなり息苦しい時間になってしまいます。

③一回攻められると脆い

→ガイルには3F通常技が無いため、一回被起き攻め状況になると防御が厳しいです。まためくりジャンプを落とすにはかなり気を使わなければいけないため、攻め継続の選択肢を潰しづらいという欠点があります。

→また、唯一の無敵技であるEXサマーは下タメが必要なため、どうしてもしゃがんで相手の攻めを受ける機会が増えます。言い換えると下がって投げをスカすということがやり辛いので、攻め側からすると投げを絡めた読み合いに持っていきやすいです。逆に投げを嫌がって下がると今度はサマーによる対空が撃てなくなるので、どうしても前ステップ/前ジャンプでの攻め継続を通してしまいやすいです。

[相性]

ソニックでの制圧力が高いものの、一回寄ってしまえば無敵技を撃つためにもしゃがむ必要があるため、投げを絡めた読み合いに持ち込みやすいです。この事実は起き攻めで倒し切ることがコンセプトのケンにとって相性が良く、どこかでダウンを取って一気に体力を奪うことがガイル戦では非常に重要になります。

ソニックへの対処と、ダウンを取って寄る方法さえ知っていれば個人的にほぼ5分の組み合わせかなと思っています。逆にソニックに対して回答が無いと一生ソニックを撃たれたのちに跳ばされて完封が待っています。しっかり対策していきましょう。

フレーム知識

①必殺技ガード後

ソニックブーム(以下ソニック

→ガイルの強さを支える最強飛び道具。このゲームで唯一ガードさせて有利な弾で、近距離ガードで+2Fという超性能。開幕距離より少しでも離れた距離で弱ソニックをガードさせられただけで完全にガイルの時間になるため、試合展開を作る力が非常に高いです。

→ガイル使いはソニックをガードさせた後の展開を全て想定しています。跳ぼうがボタンを押そうがガードしようが全てガイルの掌の上。この時間をいかに短くするかがガイル戦の肝になります。

サマーソルトキック(以下サマー)

→対空に使う弱~強、切り返しに使うEX全てガードした後クラッシュカウンター始動のコンボが入ります。ガイルは寄られると脆いのは前述した通りなので、どうしてもEXサマーの無敵に頼りがちになります。シミーと噛み合ったり、読み勝ってガードできたらしっかりとお仕置きを入れたいところ。

②タゲコン系

・ドレイクファング(屈中K→6中P)

 →下段から中段へつなぐターゲットコンボです。中段は立ガードできたら-7Fなので、立小K大昇竜の確定反撃を入れたいポイント。

・ガイルには様々なタゲコンが搭載されていますが、基本的にあまり使われないので割愛します。 

③通常技

・屈大K

→ガードで-13Fなのでこちらも屈大K→Vスキル1で確定反撃から起き攻めに移行しましょう。ガイルの大足は2段技で連続ガードなので、1段目をガードして屈ガードを解いてしまうと2段目がヒットしますので気を付けましょう。また1段目をガード出来た場合は立中KTCが入るので近めでガード出来たらタゲコン始動のコンボを入れられるとよりGoodです。

 

立ち回りのポイント

①中距離弱ソニックをガードしたらバクステする

→先述したように弱ソニックをガードしてしまった場合、前ジャンプしようがガードしようがボタンを押そうが何だろうがガイルの掌の上です。特に開幕より少しでも離れた距離で弱ソニックをガードした時点で2発目の弱ソニックが安全に打てる(仮に跳ばれても対空が間に合う)ので一生ソニックとサマーでハメられます。

私の考える対策は

「開幕距離で弱ソニックをガードしてしまったらバクステ」です。

ガード後リバサバクステして、もう一発ソニックを撃ってきたら前ジャンプで飛び越え、何もしていなければ前ステでラインをリセットしましょう。ガイル側がこれにリスクを与えるためには前に歩く必要がある(=タメを解除する必要がある)ため、しばらくソニックもサマーも撃つことができません。

→2発目のソニック飛び越えに対して、ガイル側は2発目を撃ってすぐ前歩きして立中Kによる対空でケン側の跳びを落とすことができるのですが、タメを解除したくないしケンの跳びを安定して落とすことは難しいのであまり選択される行動ではないです。

→そしてこの2発目のソニックに対して前ジャンプが通れば、開幕距離より近づくことができて後述する大足や前ジャンプの読み合いに持っていける距離になります。

ギリギリ届かない距離かつ「跳びたいタイミングで」屈大Kを振る

→ガイルがソニックを安全に打てない間合い(目安はガイルの屈中Kがギリギリ届かない間合い)まで詰められた時、主に取る行動は次の3つです。

◇しゃがみ~

1)跳べ!と念じながら屈中Kを振る

2)跳ぶな!と念じながらソニックを撃つ

◇立ち~

3)中攻撃振れ!と念じながら4/6大Pを押す

4)ソニック撃つぞオラ!と念じながら後ろに歩いて距離を離す。

…実はこの1)~3)の行動に対してケンの屈大Kが勝ちます。(正確にはリターン勝ちです)4)で下がられてもスピードはケンの前歩き>ガイルの後ろ歩きなので距離を詰めることができ、画面端がどんどん近づきます。

他キャラは大足がクラカンしないと起き攻めに行けませんが、ケンにはやや脱法の屈大K→Vスキルで起き攻めがあるため、2~3発屈中Kを食らおうがソニックを食らおうが一発こちらの大足が当たればおつりがくる計算です。クラカンしようものならVスキル→前ステ×4でほぼ画面端+起き攻め状況に持っていくことができます。

特にしゃがんでいるガイルに対して非常に機能し、この読み合いを嫌がって下がる(=立つ)のであればサマーが撃てなくなるので、今度はケンの強い跳び、またそれを盾にした前ステップが活きてきます。

ポイントとしては「跳びたいタイミング」で屈大Kを押すことです。よくあるのがこちらが跳びたいタイミング(ソニックを読んだタイミング)で屈中Kを振られ、跳びをサマーで撃退されることです。ガイルとしても開幕距離より寄られた後は弱ソニックをガードさせても2発目が安全ソニックにならないので、ソニックを撃ちたくないのが本音です。そのため屈中Kで牽制しつつ下タメを継続しておき、「跳んできたらおいしい、跳んでこないなら下がってもう一回弱ソニックの距離にする」と思っています。その屈中Kを大足で刈り取ることでリターンを取っていきましょう。

③屈中Kを戸惑わせて前に歩く

→②までで、屈中K先端間合いでガイルが屈技を振るのを躊躇し始めたら前に歩くチャンス。わかりやすいサインとしては「屈小Pを振り始める」ことです。そうなったら更に距離を詰め、屈中Kが当たってしまう距離まで踏み込んで立中KTC/立大Pでリターンを取るか、ラインを押されているのであればJ中Kでめくりにいきましょう

→めくり跳びについて、仮にガイル側が下タメをしていたとしても振り向きサマーはタイミングが非常にシビアです。嫌がってガードしてくれるケースが多いので、めくりJ中Kをガードさせることができたらそこからしっかり打撃、投げ、シミーの択を掛けて行きましょう。

 

対策必須連携

①(画面端密着~)屈小Pソニック→屈小Pソニック→屈中Pソニック→ニーバズーカ→屈小Pソニック…(以下ループ)

→どこで当たってもコンボになり、ガードでもゲージがもりもり溜まってずっと有利な最強連携。しかも最後のニーバズを屈ガードするとガイル側+1Fのため、またソニックによる固め連携が始まります。対策を知らないとこれだけでハメ殺される危険性があるため要注意。これの対策は2つあります。

1)屈中Pソニックをガードしたら立ガードに切り替える

屈ガードさせて+1Fとれるニーバズは立ガードするとスカる距離になっています。これを活かして屈中Pソニックをガードした後立ガードすることで、スカりの硬直に確定を入れることができます。

2)屈中Pをガードしたらソニックをガン見して、大昇竜で抜ける

→ガイル側としても画面端でのこの連携はド安定なので、結構な割合で屈中Pソニックを入れ込んできます。しかしこの距離での屈中Pソニックは連続ガードではないので、頑張れば見てから大昇竜で抜けることができます。これは画面端だけでなく、やや近めで屈小Pソニック→屈中Pソニックは多くのガイルが使ってくる連携です。対戦中に手癖だと思ったら最悪見えてなくても屈中Pガードからパナすのもあり。

②(VT1発動中)弱ミニソニック2~3発撃ちだし→ガードからの択

→VT1発動中に打てるミニソニックを盾に前ジャンプから強制択が跳んできます。このミニソニックは連続ガードにならないので、一発ガードしてしまったらバクステして、行動をみつつ下がりましょう。おススメはガイルの前歩きを確認して前ジャンプすることです。

→打ち出してしまえば強い、「遅いミニソニック」ですが、実は後ろ入れ(=下タメを解除)する必要があるため、弱ミニソニックを見てから前ジャンプもアリです。

ゲームメイク

①何とかして開幕距離より寄る。開幕距離より遠い距離でソニックをガードしてしまったらバクステして状況をリセットする。

②ガイルの屈中K先端間合いまで寄れたら大足を一発ひっかけ、起き攻めで倒し切るのが理想

③こちらの大足を恐れて下がったり、固まったりしたら更に寄る。この距離ではめくりジャンプと前ステを択にして有利な時間を作っていく。

④VT発動されたらゲージを吐ききるまでラインを犠牲にして我慢。ガイルのVTが終わったらゲージを使って倒し切る。

終わりに

いかがでしたでしょうか。キャラ対策記事、ガイル編は以上になります。対戦しているとソニック怖えぇ、、、」と思いながら戦っている時間が長いと思いますが、実はガイル側も結構恐る恐るソニックを撃っています。何とかして開幕距離から少しでも寄れればそこからはケンの時間。他キャラ使いの方も、ガイルの牽制技に相性のいい技を一つ見つけるだけでガイル戦が劇的に変わるはずです。

この記事が少しでもガイル戦の勝率UPに貢献できたなら幸いです。長文お付き合いいただき、ありがとうございました。

ここが読みづらい!、ここをもっと深く知りたい!、次のキャラはこれが良い!などなど、ご意見ご要望がございましたら、遠慮なくコメントか Twitter(@Genkyyy3)までDM/リプいただけると非常にありがたいです。よろしくお願いいたします。

 

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