【ストVケン攻略】いつだって勝ちたいキャラ対策_リュウ編
初めに
閲覧ありがとうございます。管理人のGenkyyy(ゲンキー)です。前回までの記事で本ブログのテーマである「ケンでダイヤ到達」の内容まで書ききったのですが、実はゴールド突破編あたりから、「実際キャラ対策ないときついよなぁ」と思いながら書いていました。
というわけで今回から筆者が考えるケン目線でのキャラ対策記事を作成してみます。
優先順位としてはブログテーマに沿って「ランクマでよく当たるキャラ」から順に作成していきます。第一弾はご存じケンのライバルであるリュウから始めて行こうと思います。
なお、本キャラ対策記事の構成は
・そのキャラへ対する理解→長所・短所・ケンとの相性を考える。
・確定反撃→確実に取れるリターンを逃さない。
・立ち回りで意識するポイント→どんな技を当てていくか、何を食らってはいけないかを考える。
・対策が必要な連携→わからん殺しされないように知識をつける。
・ゲームメイク→どうやって勝つかを考える。
…という流れで書いていこうと思います。それでは解説に移ります。
リュウというキャラ
[長所]
①前ステップのモーションが見づらい
・前ステップの速度は16F組で最速ではありませんが、モーションが見切り辛いためこのゲームの攻めの軸である前ステップ→投げの連携が強い。
・下がりながら撃つ波動拳と相性が良く、波動拳を歩きガードしていると突然の前ステップ後ろ投げで画面を入れ替えられて「また追わなきゃいけねぇのか、、、」と戦意を削がれ、面倒臭くなって跳んだら昇竜対空されてキレた経験はストVプレイヤーなら絶対あるはず。これがリュウの勝ち筋の一つ。
②屈中P、6大Pなど置き技が強い
・前述の下がりながら波動拳を撃つことで相手を前に歩かせ、そこに波動仕込みの屈中Pや、6大Pを放り込むことでリターンを取っていく戦術がシンプルに強い。
・特に6大Pはリュウ戦で絶対に食らってはいけない技。簡単ヒット確認から立ヒットで画面を半分押され、起き攻めまでついてきます。
③対空昇竜が出れば波動拳が強い
・「跳ばれなければ」という前提はあるものの、リュウ、いやストリートファイターの代名詞である波動拳による中距離の制圧力はこのゲーム中で間違いなく上位。
・この波動拳を盾にして立ち回りの読み合いを回し、「波動で固めて走る」がリュウの勝ち筋。
[短所]
①良くも悪くも波動拳と心中するしかない
・このゲームの弾はリスクリターンが全く合っていないことは当ブログでずーーーっと言っていますが、悲しいことにリュウはその「システム的に弱い技」を武器とするキャラデザインとなっています。故にいくら立ち回りで制圧しても
「波動を2回跳ばれたら負け」
「跳ばせても対空ミスったら負け」
「対空してもまた波動を撃つしかない」
「最後はVトリガーを躱さないといけない」
…というモヤモヤを抱えながらリュウは今日も対戦しています。
②Vトリガーが弱い
・大きなダメージソースになるはずのVトリガーは2種類とも性能が良いとは言えません。それだけでリュウがツラい思いをしているのは想像頂けるとは思います。
③起き攻めのループ性が低い
・対空昇竜を当てても起き攻めに行けないのはもちろん、画面中央でも相手が立っていないと竜巻旋風脚が当たらないため起き攻めのループ性が低いです。
・ゲージを払えば起き攻めに行けるのですが、そうするとCAが撃てず最終局面で火力不足に陥り、相手のVトリガーで逆転されるという悲しいジレンマを抱えてリュウは今日も対戦しています。
[相性]
・総合的なキャラ相性はほとんど5分だと思っています。立ち回りでの制圧力はリュウのほうが強いものの、近距離有利を取ったとき期待値や終盤の爆発力は明らかにケンのほうが上です。また、しっかりとリュウの技について知識があれば立ち回りでも押すことができます。
・ただし上記相性は「対空昇竜が8割くらい出るリュウ」を前提としています。逆に対空昇竜が出ないリュウはただの前ステップ見えないおじさんです。ちょい大げさですが7:3くらいの有利が付くと思っています。
確定反撃
①必殺技ガード後
・通常波動拳
→密着ガード時全て-6Fのため、密着で立弱K波動や屈中P波動をガードした場合は立小K大昇竜が入る。これは弾キャラに対して広く応用が効く。
ブログ用 リュウ対策
— Genkyyy (@Genkyyy3) 2020年8月2日
通常波動確定反撃
かなり多くのキャラの弾は-4F以上あるので、応用が効く pic.twitter.com/E4cYIvVbfk
・昇竜拳
→クラカンコンボを叩きこんでお仕置き。
→立ガードをしていれば全て連続ガード+密着になるので屈中P→4中PTC(TC=ターゲットコンボ)大竜巻を入れたいところ。ただし実戦ではリュウ側の立ち確認ミスで出る中と強を屈ガードでスカすことが多い。この時は2~3段目がスカるため、若干確定を入れるのが難しいので用練習。コツはリュウの足が地面についたタイミングで屈中Pを押すこと。弱に対するとっさの反撃は4中P~でもOK。
・足刀蹴り
→全て-16Fだが先端ガードで若干距離が離れるため、立中KTC大昇竜がどの距離でもつながるので安定。
②タゲコン系
・上段2/3連撃
→-9Fだが硬直差が見た目より短いため4中PTC大竜巻、立小K大昇竜が安定。
→リュウのタゲコン3段目は屈ガードしているとスカるため、相手が確認をミスって出し切ったらお仕置きを入れたいところ。そもそも2段目をガードした時点で4中Pが確定するので、2段目ガードを確認した時点でボタンを押してOK。
③通常技
・鎖骨割り(6中Pの中段技)
→ガードで-7F。リュウ側もとどめの一発として先端当てで使ってくる。もし立ガード出来た場合は立小K大昇竜がどの距離でも確定する。このゲームの中段攻撃に対してケンはほぼすべて立小K大昇竜で確定が取れるため、これも広く応用が効く技術。
ブログ用 リュウ対策
— Genkyyy (@Genkyyy3) 2020年8月2日
中段反撃
これもかなり多くのキャラに対して応用が効くため要練習 pic.twitter.com/GTJAhSSI2z
・屈大K
→ガードで-11F。リュウとケンは昔からの仲なのでどんなに先端ガードでも反撃の屈大Kが確定する。
立ち回りのポイント
①歩きガード屈小Pで画面を押す。
・リュウ戦の肝はここです。先述した通りリュウは置き技の判定でケンに対して分があるので、下がりながら行動を選択することが多いです。基本方針としてはしっかりと画面を押し、前ステや前ジャンプなどの画面入れ替え行動を狩っていくことです。
・前歩きガードを読んで前ステ後ろ投げで画面を入れ替えるのもリュウ側の強い行動の一つです。そのメタとして屈小Pを撃っていきます。目安としてはリュウの屈中Pが届かないぐらいの間合いをキープし、リスクの低い屈小Pを置いて、前ステが見えたら立小K→昇竜まで繋げるとかなりリュウ戦が楽になります。
・歩きすぎると最強リターンの置き技である大ゴス(6大P)が待っています。こいつだけは食らってはいけません。しかし前述の屈中Pの少し外の間合いであれば大ゴスは安全に対処出来る距離。おススメは大ゴスが見えたらガードするよりちょっと遅いタイミングで立中Kを撃つこと。そうするとスカすことができた場合、自動的に差し返しの形になって状況確認から自信を持って立中KTCを撃つことができます。ガード出来た場合はケン側+2Fのため、リュウがガードを固めるようであれば歩き投げとシミーの択を、バクステが手癖であれば強気に前ステを通して択を掛けて行きましょう。
ブログ用 リュウ対策
— Genkyyy (@Genkyyy3) 2020年8月2日
リュウ戦の間合い取りは屈中Pのちょっと外
前ステ投げと大ゴスに対して何とかリターンを取っていく pic.twitter.com/58Odx1QII7
②波動拳を撃つタイミングを観察する
→リュウ側もただ無心で波動を撃っているわけではなく、ケン側の行動を見て波動を撃ってきます。前歩きを見て撃つのか、屈小Pを撃つタイミングで撃ってくるのか、1発ガードさせてノータイムで撃ってくるのか、ちゃんと見ておきましょう。以前の記事でもオススメした通り、ゲージが溜まった終盤に自分の読みを信じて前ジャンプし、そこから倒し切りを狙っていきましょう。
→といっても跳ばなすぎるのもリュウの土俵でゲームをすることになるので、エスパージャンプも大事です。昇竜拳を一発食らっても120ダメージ、対して波動拳を跳べれば300ダメージ+打撃と投げの完全2択のため期待値で言うとざっくり450ダメージぐらいあります。ただしやみくもに跳ぶのではなく、歩きガード屈小Pをしながら牽制技を振るタイミングを観察し、牽制を振ると読んだタイミングで跳ぶのが大切。そしてここで運命の分かれ道が一つ来るのですが、無差別帯までのリュウの事実として、「心眼対空リュウ」が一定数います。(数は少ないですが無差別帯にもいます。)もし最初のジャンプ攻撃が心眼対空されたら実質勝ちです。先述した通り昇竜拳が出ないリュウはただの前ステおじ。スカシ跳びからの択でLPをいただきましょう。
③中攻撃置きに対して立大Kをぶつけに行く
→リュウの各種中攻撃の置き技に対して、ケンの立大Kは間合いの外から一方的に蹴ることができます。しかしリュウの前ジャンプと噛み合うとJ攻撃が確定する間合いでもあるので、まずはリュウの前ジャンプを狩って、相手に地上戦を強要してからこの選択肢は取っていきます。
→立大Kクラカンが入れば大昇竜追撃で200ダメージ+画面半分を運んで起き攻めがついてきます。対してリュウの波動仕込み中攻撃は食らっても約110ダメージ。リターン差をしっかりと押し付けて行きましょう。
ブログ用 リュウ対策
— Genkyyy (@Genkyyy3) 2020年8月2日
リュウの強い置き技に対しては立大Kをぶつけてリターン勝ちを狙う
特に屈中P/Kは間合いの外から一方的に蹴れる pic.twitter.com/vgqYsh7B5s
対策必須連携
①中距離(リュウ側屈中Pのちょっと外)の波動ガード→前ステ投げと波動の択
・波動で固めて前ステ投げを狙ってきます。対処としては2発目の波動がギリギリガードになるくらいのタイミングで屈小Pを押しておき、前ステが見えたら立小K昇竜で切り返しましょう。これも波動拳一発食らっても60ダメージ、対してこちらのコンボが決まれば約170ダメージ+起き攻めのため、波動を3発食らっても1回前ステを止めることができればおつりが来ます。
ブログ用 リュウ対策
— Genkyyy (@Genkyyy3) 2020年8月2日
波動→波動と波動→前ステに対して、2発目の波動をギリギリガードするタイミングで屈小Pを撃つ。前ステが見えたら立小K昇竜まで繋ぐ pic.twitter.com/awBmPdmztM
②Vトリガー1発動中の画面端立小K波動固め
・立小K→V波動はガードでリュウ側-2Fのため、V波動ガード後にケンは立小Kを押すことでリターンは少ないですがいったん固めを止めることができます。おススメは立小K→前ジャンプで画面端を脱出すること。昇竜対空を食らってもそれで画面端を脱出できるなら安いです。また立小K以外の通常技を押すと間合いやフレームの関係でリュウ側立小Kがカウンターヒットし、V波動→V大昇竜の追撃を食らってダメージ220、スタン値330+打撃と投げの完全2択という最悪の事態に陥ります。
ブログ用 リュウ対策
— Genkyyy (@Genkyyy3) 2020年8月2日
トリガー発動中の立小K→V波動対策
V波動ガード後-2Fなので、立小Kを押してから画面端を脱出する。 pic.twitter.com/27meNA9mAj
③画面端でのVトリガー発動表裏
・画面端で上段3連撃→Vトリガー発動→立小P→前ステとすることで、全く見えない表裏を掛けることができます。最速で表、遅らせで裏とステップのタイミングで表裏を選べるのですが、実戦で見分けるのはかなり困難です。タゲコンVトリ発動後は表裏があることを頭に入れ、ガチャ昇竜で対抗していきましょう。
ブログ用 リュウ対策
— Genkyyy (@Genkyyy3) 2020年8月2日
画面端でタゲコンを食らった後はVトリ発動で表裏があることを頭に入れておく
レコード1が裏、2が表。まあ見えないのでパナし推奨 pic.twitter.com/nNgx6ygZJ6
ゲームメイク
①開幕から画面端を目指して歩きガード屈小Pで画面を押す。波動拳をある程度食らってもOK。
②前ステ、前ジャンプで位置入れ替えに来る行動をしっかり狩る。こちらから跳ぶなら画面を押してから跳ぶ(リュウ側もいつ画面を入れ替えようか考えているため、対空に対する意識が薄れている可能性が高い)
③画面端で倒し切る。
④位置を入れ替えられたらまた画面を押していく。
…適当に見えますがリュウ戦はこれが全てです。波動に屈せずしっかり前に歩いていくことが非常に大切です。
終わりに
いかがでしたでしょうか。筆者が考えるリュウ対策について書いてみましたが、個人的にこの組み合わせは地上でのヒリつきがあって結構好きだったりします。
ストVが始まって以来、リュウはずっとキャラクター使用率一位ですので少なくとも無差別までは一番多く当たることは間違いありません。せっかくキャラ対策をするなら、対峙する可能性が高いキャラから始めた方が効率が良いと思い、まずはリュウ編を作成しました。今後もランクマ頻出キャラを中心に、キャラ対策記事をアップしていこうと思います。
長文お付き合いいただき、ありがとうございました。
ここが読みづらい!、ここをもっと深く知りたい!、次のキャラはこれが良い!などなど、ご意見ご要望がございましたら、遠慮なくコメントか Twitter(@Genkyyy3)までDM/リプいただけると非常にありがたいです。よろしくお願いいたします。
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