GenkyyyのストVケン攻略ブログ

「ケンでダイヤまで到達」をテーマに、ストリートファイター5のケン攻略記事を書いています。

【ストVランクマ攻略】ゴールド~ウルトラゴールド突破まで(練習用動画付き)

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ケンはここから”ある”キャラなんですよ

始めに

 閲覧ありがとうございます。管理人のGenkyyy(ゲンキー)です。最近コーリンにハマってしまい、更新が遅くなりました。。。

さてシルバーに引き続きランクマ攻略ゴールド編です。Twitter等のSNSでもこのリーグで足踏みしている方を多く見ますので、ストV的にはここが一つの壁なのかなと感じています。なぜならこのリーグで身に着けるべき事項は非常に多く、今までのように「上落として走ればええねん」「フレーム?なにそれおいしいの?」という状態でサクッと勝てるリーグではないからです。

同時に、正しい知識を身に着けさえすれば必ず抜けられるリーグでもあります。筆者自身がこのリーグを抜けたのはまだキャミィを使用していたのですが、ある知識と技術を身に着けたら一気に抜けることができた記憶がありますので、そこを中心に解説していければなと思っております。

必要な知識

■投げ回りの知識をアップグレードする

[おさらい]

・投げと通常技の判定がぶつかったら投げが勝つ

・発生5F、持続3F→+2F状況からの投げは無敵技以外で割り込まれない

・投げを抜けるには遅らせグラップ含む投げ抜け、ジャンプ、バクステを入力する必要がある。(=ガードを解く必要がある)

[遅らせグラップ](最重要)

・投げを食らってから7F目までに投げを入力することで、投げ抜けが成立する。このフレーム差を活かして、「打撃をガードするタイミング」で投げを入力することで、打撃と投げの2択を両方ガードすることができる。

・しかしこの遅らせグラップにも弱点はある。このゲームは投げを見てから投げ抜けできないので、「タイミングで」遅らせグラップを入力する必要がある。そこで相手が投げ間合いにいない場合、無防備の投げスカモーションが出るようになっている。

・ゆえに遅らせグラップは打撃と投げの2択には強いが、読まれれば痛い打撃を叩き込まれる防御方法であると言える。

[コマンド投げ]

・全キャラ使える小P+小Kで出る投げではなく、必殺技コマンドを用いて出す投げのこと。特徴は「投げ抜けできない」ことと「空振り時の隙が非常に大きい」こと。また技によっては投げ間合いが通常投げより広い。代表例はザンギエフスクリューパイルドライバー

■Vシステムを理解する

[Vスキル]

・各キャラ2種類持ち合わせている固有技のこと、突進から弾抜け、コマ投げなど用途は多岐にわたる。共通して言えるのは基本的にヒットさせると後述のVゲージが溜まるということ。

[Vゲージ]

・対戦画面の下端にある赤いゲージのこと。相手の攻撃を食らう/ガードする。クラッシュカウンターを発生させる。Vスキルを使用すると増加。最大まで溜まるとVトリガーが使用できるようになる。また1本消費してVリバーサルを使用することも可能。最大値はキャラ毎に選択しているVトリガーによって2本or3本が決まってくる。

[Vリバーサル]

・ガードモーション中にレバー前+PPPorKKKで発動。ガード硬直をキャンセルして、反撃or移動すると同時にスタン値を少量回復する。

[Vトリガー]

・各キャラ2種類持ち合わせている。「トリガー」の名に恥じない性能で、非常に劣勢であっても逆転できるレベルで試合を動かせるものが多い。Vゲージの仕様上、体力が減っていれば(かつVリバーサルを複数回使用していなければ)1ラウンドで1回は必ず発動できるチャンスがある。

多くの通常技の硬直をキャンセルして発動することができる。突進技や大攻撃をキャンセルして発動することで、たいていはガードされても大幅有利フレーム、当たっていれば300近いダメージ+起き攻めがつくコンボを叩きこむことができる。これはVトリガーが溜まった相手は突進技や大攻撃のリターンが爆増すると言い換えることもできる。

・タイプとしては大まかに

「キャラクター性能強化型」例:ケンのVトリガー1

「複数回特殊技を使用可能型」例:バーディのVトリガー2

「設置型」例:ラシードのVトリガー1

がある。ユリアンは最強の設置型を2回使えるのずるい)

・この「Vトリガーをいかにダメージに替え、こちらはダメージに替えさせないか」がこのゲームの肝と言っても過言ではない、本作の賛否両論ポイント。

■ステップを理解する

[前ステップ](前ステ)

・全体14F~25Fで素早く前方に移動する。発生してからステップ終了までガードはできない

・前回の記事で説明したように、このゲームには標準遅延が仕込まれているため、「ステップを見てから止める」という行動は非常に難しい。しかもキャラによっては初動が歩きや待機モーションとほぼ変わらないため、実質5~10Fくらいで通常技の間合いの外から密着距離まで詰められる。文字通り「一瞬で」目の前に飛び込めて、相手が牽制を振っていなければ近距離の攻防を仕掛けることができる、このゲームの強い行動の一つ。

・大雑把に言えば前ステを通した時点で、「前ステ→投げ」と「前ステ→中/大攻撃」が投げと遅らせグラップ潰しのほぼ2択になる。

[後ろステップ](バクステ)

・全体21F~26Fで素早く後方に移動する。発生後3F~空中判定となり、そこに相手の打撃が当たった場合空中食らいとなる。またこの空中判定は投げもスカすことができる。

・当ブログで激推ししている防御方法。不利時にバクステが通れば空中食らいで確反が取れたり、相手が様子見していれば確実に仕切り直しできる。

[共通]

・ステップ入力の仕様上、必ずニュートラルが入る。攻め/守り両方において非常に重要。

■「必殺技キャンセル」と「必殺技仕込み置き」について

[必殺技キャンセル]

・言い換えるならば「通常技の硬直を必殺技モーションで上書きする。」こと。代表例はケン含む道着勢の屈中K→キャンセル波動拳。(通称:中足波動)

[必殺技仕込み置き]

・上記の必殺技キャンセルの仕様を利用し、「相手に通常技がヒット/ガードされた時だけ必殺技が出る」入力のこと。

・立ち回り上で「現時点では当たる距離ではないけど、通常技を振った時に相手が歩きや前ステなどで距離を詰めてきたときは当たる」のがポイント。ケンであれば立中P→大竜旋風脚など。

・硬直の関係から、立ち回りの中では基本的には中/大攻撃に必殺技を仕込むのが一般的。小攻撃は一部を除いて硬直が少ないため、必殺技を仕込むのが難しい。

・この行動に対するメタは、クラッシュカウンターが発生する大攻撃を振ること。ケンであれば立大K(クラッシュカウンター)→Vスキル1ダッシュ→大昇竜拳

必要な技術

というわけで知識編だけでかなり長くなりましたが、このゲームにおいて読み合いの根幹(=強い行動)を成している事項を絞って挙げたつもりです。ここではそれぞれに対してメタとなる技術を解説していきます。

攻めに必要な技術

コンボ

■シミー(投げシケ狩り)

・屈小P→微下がり立中K(投げシケ確認)→大KTC→大昇竜

→シルバー編で習得した、「当て投げ」の対の択になります。遅らせグラップを軸として守っている相手にめちゃくちゃ通ります。これを覚えているか否かでゴールド帯を抜けれるかどうかがかかっていると言っても過言ではありません。当て投げが通らないと感じたら積極的に取り入れて行きましょう

■立大Kクラカンコンボ

・立大K(クラッシュカウンター確認)→Vスキル1ダッシュ→大昇竜

→前述した「立ち回り中の必殺技仕込み置き攻撃」へのメタです。相手が攻撃が当たらない間合いで中/大攻撃を振っていると感じたら、こちらも立大Kの先端距離で振っていきます。コツは「立大Kを振るときは中P+中K(またはVスキルボタン)に手を添えておく」ことです。クラッシュカウンターが発生した場合、このゲームはヒットストップが追加されるので「あ、クラカンしたわ」ぐらいのタイミングでも結構間に合います。まだ立大Kのスカりに差し返してくる輩は少ないので、気軽に振っていきましょう。

→ただ一つ注意点を挙げるとすれば、この技は硬直が非常に大きいので相手のジャンプ攻撃と噛み合うと確定します。しっかりと相手を観察し、仕込みを振ってくるタイプなのか、跳んでくるタイプなのか見極めましょう。

■Vトリガー関連

[発動コンボ]

・屈中P→Vトリガー1発動(屈中Pのヒット確認)→屈大P→キャンセル弱竜巻→大昇竜→前ステップ×2

→ケンの逆転力を支える、最もポピュラーで強い発動方法です。屈中Pがヒットしていれば画面を半分ほど運ぶ上に約260ダメージ+打撃と投げの二択という最高の状況が待っています。屈中Pがガードされていても密着+3Fとなります。画面をある程度押されていてもここから後ろ投げを通すことで、一気に画面端+起き攻め+Vトリガー発動状態と非常に期待値が高い状況を作り出すことができます。逆に言うと投げのプレッシャーが高いので、相手に遅らせグラップやバックジャンプ、暴れなど「ガードを解く行動」を引き出す力が非常に高いです。打撃と投げのどちらが通りそうなのか、しっかりと観察していきましょう。

・(有利状況から)屈小P→屈中K→EX波動拳→Vトリガー1発動(波動拳のヒット確認)→大P→キャンセルVスキル1ダッシュ→大昇竜拳→前ステップ×2

→対戦中、相手の防御方法が「1発ガードして下がる」ことが多いと感じた場合にこちらを取り入れていきます。当たっていれば上記と同じようなリターン。ガードされていたとしてもEX波動拳発動は+21F取れます。この大幅有利フレームで直で投げに行くのは難しいので、少し歩いて屈小Pを密着でガードさせてからシミーor投げの択を掛けるのがおススメです。

[VT1発動中+画面端シミー]

・屈小P→微下がり立中K(投げシケ確認)→大KTC→キャンセルVスキル1攻撃→弱昇竜拳→大昇竜拳→CA。

→TCは4中PTCでも可。ダメージは約450と、リーサル圏内はかなり広いです。極端なことを言えば、途中まで画面端でパーフェクトペースで負けていても。

1)屈中P発動コンボを当てる(260ダメージ、画面中央)

2)シミーコンボを当てる(220ダメージ、画面端)

3)遅らせグラを入れられなくなった相手を投げる(120ダメージ、画面端)

4)投げ後に前ステして屈小Pをガードさせ、恐怖で遅らせグラを押させて画面端シミーコンボでスタン

5)スタン後のコンボでCAまで繋ぐ(4と5で500ダメージ)

6)YOU WIN

なんてこともよくあります。これを「勝ち筋」なんて言ったりします。「この状況から、どの択が何回通ればラウンドを取れるのか。」という視点は非常に重要です。

 

連携

有利時の連携に関しては、シルバー編で述べた屈弱Pを起点にした攻め継続の精度を磨きましょう。大切なのは「一度相手に触れたら殺し切る」という大いなる殺意です。(元プロゲーマー井上さんのケン解説NOTEに記載してある格言です。筆者はいつもこれを胸に対戦に臨んでいます。)

起き攻め

ケンの強みとして、昇竜拳or中/大竜巻を当てたら打撃と投げの2択がループすることを再三記載しています。そしてこの起き攻めについては練習が結果に直結する世界ですので、別記事で解説しております。是非別窓で下記記事を開いて頂き、一通りご覧いただければと思います。

 

genky-sf5-ken.hatenadiary.jp

この起き攻め練習はストVにおいて絶対に腐ることはありません。いつまでも通用するし、使える技術です。そういう風にゲーム自体がデザインされています。

ただ一つ優先度を示すとするならば、「その場起き上がり即暴れ」は絶対に狩れるようにならなければゴールド帯は抜けることができません。なぜならその場受身即暴れは通ればリターンに直結し、試合をひっくり返す力があります。まずはここを狩ることができないと、「こいつその場受身して暴れとけばOKじゃんwww」と思われてしまい、ケン有利な読み合いが始まりません。

逆に後ろ受け身からの暴れはリターンにつながり辛く、相手側としても後ろ受け身するということはラインを犠牲にしてでも距離を離したいという意図があるので、暴れを選択することは少ないです。ですので時間が取れない方はまず、その場受身即暴れだけでも狩れるように練習しましょう。

 

守りに必要な技術

不利時の基本方針は変わらないのですが、新たな技術として

・起き上がり時の暴れ 

・前ステを通してしまった時の投げ抜け

を習得していきましょう。

起き上がり

■暴れ

・その場受身→立小P→4中P(立小Pのヒット確認)TC→大竜旋風脚

→その場受身暴れから約220ダメージ+完全起き攻め状況がついてくる高リターン択。ポイントは「後ろ受け身バクステを狩り来た相手を逆に狩る」ことです。ゴールドリーグまで来ると、受け身がワンパターンだと対応してしっかり打撃を重ねてくる人も増えてきます。そこでしっかりと選択肢を散らし、後ろ受け身バクステという餌を撒くことで相手の起き攻めを難しくします。割合としては後ろ受け身バクステ70%、その場受身暴れ30%くらいの心構えでいると丁度よいです。

もちろんここでも相手を観察することが非常に大切です。「この人、その場受身に重ねる動きしかしてないな」と感じたらその場受身暴れを選択する必要はありません。後ろ受け身バクステで一生逃げられます。

そしてもう一つ、大切なポイントは「起き上がりに暴れるなら絶対にリターンを取る必要がある」ということです。なぜならこちらは「起き上がりにカウンター打撃を食らう可能性」という大リスクを背負っているのにも関わらず、暴れが通ったのに小P2発で終わっていてはどう考えてもリスクリターンが合わない(=ダメージレースに勝てない)からです。

・(被画面端)その場受身→EX昇竜→Vトリガー1キャンセル→大昇竜拳

→いわゆるパナし択。ケンはこの択から画面を入れ替えることができ、画面端から一気に相手の体力を溶かし切るキャラパワーを持っています。ここでもリスクリターンの話をすると「打撃or投げでスタン絡みを含め負ける状況」であればこのパナしは全然アリです。相手はラウンドを取りたいので直接択を掛けてくる可能性は十分ありますし、遅らせグラップを狩られて死ぬくらいなら、当たればワンチャンス、ガードされたとしてもパナしを意識付けさせることができるので、無敵技を打っていく勇気は必要です。

不利時

■相手の前ステ投げに投げ抜け

 ・前ステを通してしまったら、小攻撃ガードのタイミングで投げ

→前述した通り、相手の前ステを通してしまった時点で不利です。ただし、前ステ自体の入力が結構難しいのでその後の展開としては比較的入力が簡単な前ステ→投げが選択されやすい(無差別でもあんまり変わりません)ので、前ステを通してしまった後の読み合いは投げ抜けを入れてもいいと思っています。ただし、一回でも相手が前ステ→中/大攻撃などのグラ潰し行動をしてきたらその相手には素直に投げられましょう。そういう相手は前ステからの展開に自信を持っているパターンが多いので、こちらは立ち回りの中で立中Kや屈小Pなど、置きを増やすことでそもそも前ステを通さないように意識すると相手のペースを乱すことができます。

通りやすい行動

ここまでの知識、技術を身に着けるだけでも結構大変だと思いますが、ここからはそれらをどのように実戦に投入していくかを考えていきます。

攻めで通りやすい行動

まずは相手をタイプ分けするところからスタートします。大まかに

①ガンガン攻めて読み合いを押し付けてくるタイプ

②こちらの攻めを待って、対応したいタイプ

の2つに分類してみましょう。

立ち回り

①ガン攻めタイプに対して

・先端距離で立中K→前ステ確認大KTC(確認がムズければ打ち切ってもいい)→大昇竜

→相手の前ステップや前歩きを潰し、こちらのターンに変えることができる選択肢です。ポイントは「相手のニュートラルモーション」を見たら立中Kを振ることです。なぜなら前述した通り、前ステップするにはどうしてもニュートラルを経由する必要があるため、キャラが一瞬立モーションになります。これを見て中Kを振ることで、前ステップを防止することができます。

・こちらもジャンプ攻撃で仕掛ける

→攻めに意識が偏っている相手は、なかなか対空を出すことができません。前ジャンプが通るうちはしっかりと跳び、ダメージを取っていきます。

・対空を絶対に落とす(最重要)

→今までの記事で再三記載しておりますが、ガンガン攻めてくるタイプは当然跳んできます。ここを落としてしっかりと自分のターンに持ち込むことで、試合を優勢に運ぶことができます。

・Vトリガー発動技を食らわない(重要)

→こちらがリードしていても、全てを無に帰すVトリガーを持っているキャラがたくさんいます。試合後半になったら。「Vトリガー発動をしてくる」という認識を持つこととが非常に大切です。ここで有効な選択肢は「垂直ジャンプ大K」です。相手の発動技と噛み合えばそのまま試合を終わらせることもあるし、前ステ投げや相手の前ジャンプとも相性がいいです。また相手が何もしていなければ自分が有利状況のまま時間が過ぎるだけなので、この選択肢は非常にオススメです。

上記手段で相手の「攻め」という軸をしっかりと折り、こちらのリターンに変えていければそう困ることはありません。

 

②対応タイプに対して

・歩きガードで画面を押す(重要)

→対戦している中で、中距離でウロウロしていたら対空を、中攻撃を振っていたら必殺技仕込みをそれぞれ狙っています。逆に言えば自ら前に出てくることはあまりありません。…ということは、こちらは前歩きガードで少しずつ相手を画面端に押すことができます。もう少しで画面端が見えてくると、今度は前ジャンプで位置を入れかえに来るのでそこを対空することで試合の主導権を握りましょう。

・立大Kクラカンを狙う

→中攻撃仕込みに対して、立大K先端当てでクラカンを狙いに行きます。少しでも歩きガードで中央より画面を押していれば、ラカンで画面端到達です。そこから画面端で殺し切りましょう。

 

もちろん試合中、こちらの取る行動に対して相手も①⇔②のタイプチェンジを行ってくる場合があります。大切なのは今、相手が何を考えているのかしっかり観察し、それぞれの回答を自分の中に持っておくことです。

 

☆共通

・シミー(投げスカ狩り)を中心に崩していく

→ゴールド帯は不利時に遅らせグラップを入れていることが非常に多いす。それをダメージソースにすることで、このランク帯を抜けるハードルは一気に低くなります。

 

守りで通りやすい行動

今まで習得した技術を総動員し、不利時はとにかく距離を離す、前ステには投げ抜け、投げられたらバクステ、起き上がりは後ろ受け身バクステ70%、その場暴れ30%を意識しましょう。特に起き上がり時、後ろ受け身バクステにリスクを与えられる人はまだほとんどいません。

もちろん対戦の中で相手を観察し、起き攻めの重ねが甘ければその場暴れを増やしていいですし、前ステ投げの投げ抜けにリスクを負わせて来るようだったら立中K置きを増やすなど、自分なりに考え、読み合いのサイクルを回すことで対戦を楽しみましょう。

 

まとめ(どう動くか)

①試合開始後

開幕10秒くらいでまず「相手がどんなタイプなのか」判断し、それに対応した立ち回りを展開する。ガン攻めタイプなら立中K置きや対空からリターンを取り、対応タイプなら前歩きガードで画面を押していく。

②_1 リードを取れた場合

画面端を絡めて殺し切るのが理想。しかし相手も勝ちたいのは同じなので、Vトリガー発動を絡めた逆転を狙ってくる。そこに付き合わず、垂直J大Kを多めに取り入れてリスクを抑える。最悪でもガード発動にして、稼いだラインを使ってVトリガーをやり過ごす。

②_2_リードを取られた場合

何とか屈中PキャンセルVトリガー発動をねじ込んで逆転を狙う。画面端を背負っていたらEX昇竜からの画面入れ替えも全然OK。一番マズいのはVトリガーを発動しないでラウンドを落とすこと。最悪、屈中Pガード発動でもいいので絶対にVゲージを腐らせない。

③有利を取れた際、当て投げと投げスカ狩りを中心に崩していく。単純に最初は当て投げをして、投げ抜けされたらシミーというような順番でOK。近距離で投げをの読み合いを楽しむ。

終わりに

いかがでしたでしょうか。ここまでで約10,000文字と、今までの記事で一番のボリュームになってしまいました。

それほどこのゴールドリーグで覚えるべきこと、身に着けるべきことは多く、一つの壁となるリーグであると筆者は思っております。しかし、一部キャラは一定の押し付ける連携を習得すれば、このリーグは軽々突破できるのもまた事実です。ただし、そういう人たちはダイヤ到達後、絶対に伸び悩みます。なぜならS3時代、自分がキャミィの押し付けだけでダイヤまで来た後、無差別帯で全く勝てなかったためです。

今まで書いていませんでしたが、このランクマ攻略は「ダイヤを目指す」と同時に「ダイヤに到達した後」もしっかり戦えるように構成しているつもりです。何が言いたいかというと、「一定の押し付け行動だけで無差別に来た人」は絶対にダイヤから苦労します。

ですので当ブログを読んで頂いている方々はひとつづつでいいので知識、技術を習得し、着実に強くなることでこのゲームを楽しんで頂ければ幸いです。

 

ここからは雑記ですが、先日とあるオフ対戦会に初めて参加させていただきました。そこで再認識しましたが、ストVは私のような格ゲー新参者でも知識さえあれば読み合いの土台に立てるし、何より「ストVのルールを分かっている者同士の読み合い」はメチャクチャ熱くなれる、面白いゲームだなとしみじみ感じてきました。

是非、基本を身に着けて楽しいストVライフを送っていただければ筆者としても幸いでございます。(まだ少なくとも1年は続きますしね!)

長文お付き合いいただき、ありがとうございました。

波動拳?Vトリ発動のEX波動打てるようになったんだからいいじゃない!

 

ここが読みづらい!、ここをもっと深く知りたい!、こんなんでゴールド抜けれるか??

などなど、ご意見ご要望がございましたら、遠慮なくコメントか Twitter(@Genkyyy3)までDM/リプいただけると非常にありがたいです。よろしくお願いいたします。

 

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 2020.06.28 Genkyyy